「eコマース」「BtoB」「BtoC」
「新中間業者」「ニューミドルマン」、、、
今、インターネットの世界では
企業や消費者の関係を表す様々な「新語」が
もてはやされています。
ごく最近では
メーカーイニシアティブから
コンシュマーイニシアティブへ、、とか
メーカー主導から消費者主導へ、、とか
そんな言葉も聞かれるようになりました。
情報技術の時代における
「ものと情報技術の関係を表す新しいことば」が
毎日のように次々と生まれては消えていきます。
そして、どれも「消費者とメーカー」の「何らかの関係」を
表すことばという点では一致しています。
、、、片方には売る側の立場としてのメーカーがいて
片方には買う側の立場としての消費者がいる、、、
確かにこの構図は今の産業社会に存在していますし、
ものと価格をめぐって様々な新しい現象やビジネスモデルが
登場してきてもいます
しかし、インターネットが私たちに示してくれた可能性は
もっと別にもあるのではないか、、、、
企業と企業、企業と人、人と人、人と社会、企業と社会、
それぞれを結ぶ「もの」や「ものづくり」、
そして情報技術の可能性をもっと深く掘り下げて考える必要が
ありはしないか。
私たちの問いかけはここからはじまりました。
そもそも「ものづくり」ってなんだろう
人や社会にとっての「もの」ってなんだろう。
答えはまだ出てはいません。
でも、
「どちらかが主導でどちらかが従になったり、
片方からもう片方に一方的にものや情報が流れていく」
、、そんな関係ではなく
作り手も使い手もお互いに一緒になって
「社会や人々が必要としている
有用な価値を一緒に作っていく、創造していく」
そんなスタンスがそもそも必要なのじゃないか、、、。
だから、この「モノコラ.net」で
いっしょに生み出そうとしているものは
たぶん商品や製品と言うよりは
「使いたい」、「感謝したい」、
「創ってあげたい」、「贈りたい」、「喜んでもらいたい」
そんな暖かな気持ちを織り込んだ
自分や友達や恋人や妻や人々に対する
こころ豊かな贈り物、、、なのかもしれません。
人と人のつながりをものとものづくりを通して
新たに見直す、、そして、つながりそのものを生み出す、、
そんなことがこの「モノコラ.net」で実現することができれば
すばらしいことじゃないのか、、私たちはそう考えました。
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